【不幸せだと悩んでいるあなたへ】「幸せ」と「喜び」は違う!自分にとっての「幸せ」を見つけよう!

毎日つらいよー。幸せになりたいのに、、

皆さんの多くは、幸せになりたいと願いながら、日々過ごしているのではないでしょうか。

では、「幸せ」とはどんな状態でしょうか。あなたが求める「幸せ」は何でしょうか?

もし、この瞬間であなたの「幸せ」が何か提言できない場合は、あなたは何に迎えば幸せになれるのか分かりませんよね。ゴールが見えない中でマラソンを始めるのと同じで、迷子になり、路頭に迷い、いつまで走り続ければいいかわからず体力も心もすり減ってしまいます。

まずは、あなたにとっての「幸せ」を定義するところからはじめましょう。またそのヒントとして、よく同時に使われることが多い「喜び」と合わせて考えていきましょう。

「幸せ」とは

検索してみたところ、辞書ではこのような定義付けがされています。

 1.運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。「思わぬ幸せが舞い込む」

 2.その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。「幸せな家庭」「末永くお幸せにお暮らしください」

幸せ/仕合(わ)せ/倖せ(しあわせ)の意味 – goo国語辞書

なるほど、その人にとって望ましいこと、不満がないこと、またそのさま=満たされている状態ということかな。

世界の中でも幸福度ランキング上位のデンマークにあるデンマーク幸福研究所は、「幸せ」は人それぞれであると言っている。すなわち、まずは自身を理解することが「幸せ」への第一歩となる。

ちなみに、毎年国連は世界幸福度ランキングを発表しており、2020年の1位はフィンランドだそうです!

「喜び」とは

では「喜び」はどんな意味なのでしょうか。

こちらも同様に調べたところ、このように定義付けられております。

1.そのことにあって、うれしいと思う。楽しく快い気持ちになる。「合格を―・ぶ」

2.よいこととして、気持ちよく受け入れる。ありがたく受け入れる。「人の忠告を―・ばない」

喜ぶ/悦ぶ/歓ぶ/慶ぶ(よろこぶ)の意味 – goo国語辞書

何かがあって、うれしいと思うこと=自身がやりとげた結果や誰かが頑張った結果に結びつく感情なのかな。

「幸せ」と「喜び」から紐解く幸せの道

色々な考え方や定義があると思いますが、私は下記の通り定義しております。

「幸せ」=今、この瞬間を存分に楽しみ、満たされている状態。

「喜び」=頑張って取り組んだことが実を結んだ瞬間。

すなわち、自身が満たされていると思うことで、「幸せ」は今すぐに手に入るものなのです。自身が当たり前に思っていることを見つめ直して、一つ一つ紙に書き出してみましょう。すると、自然と感謝の気持ちが湧き出てくると思います。

喜びはもう少し時間がかかるかもしれません。自身のやり遂げたいこと、プレイベートでも仕事、子供の成長、在りたい姿を目指す過程で努力してきたことが報われる瞬間。その瞬間を味わうために人々は頑張れるのです。

ただ、思うように進まないことも多々あると思います。道のりが長く、「喜び」を味わえない時間が続くかもしれません。だからこそ、まずは日々「幸せ」であることが大切だと思います。

個人的に好きなティク・ナット・ハン禅師の格言を共有します。彼はベトナム出身の世界的な精神的指導者、詩人、平和活動家です。 マインドフルネス、世界倫理そして平和におけるその先駆的教えにより世界中から尊敬を受けており、このようなに「今を生きる」=「幸せ」と説いております。

例えば今お茶をしているとしよう。茶碗を持ち、息をゆっくり吸って、思考を身体に呼び戻して、目の前のお茶に集中する。そしてその瞬間、あなたはあなたであり、過去に捕らわれることなく、未来に不安を覚えるのではなく、純粋に「今」を生きることができる。あなたを捉えていた鎖から解かれ、自由になれる。

その時に、目の前の一杯のお茶を心置きなく楽しむことができる。そしてその瞬間こそが「幸せ」であり、「平和」である。

ティク・ナット・ハン禅師 (訳:ぺぷ男)

お茶一杯で幸せを感じられる人がいるので、きっとあなたの身の回りにはもっと「幸せ」が転がっていると思います。それを見つけるだけでも見える世界が違ってくると思います。

では、また。ゆとりのある日々を。

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