「考えるための空間」についてはこちらの記事でご紹介させていただきました。
今回は、私にとって考える=アウトプットのために利用している2つの空間を参考までに共有したいと思います。主に活用しているのはカフェと美術館です。
カフェ
私はカフェが好きで、決まったカフェに定期的に行っております。
まず第一に、コーヒーが好きなので、あの挽き立てのコーヒー豆の匂いがたまりません。また、私が行くカフェは店内の定員が6-8人程度なので心地良い会話の音量で、店内はそこまで広くないのですが天井は高い、ゆったりとした空間になっています。またガラス張りの一面から太陽が差し込み、とてもリラックスできる空間になってます。
リラックスした状態で、自身の考え事をアウトプットしたり、隣の人の会話が何気に聞こえ、そこから思考を拡散することをして楽しんでおります。
この記事を書いた時も、カフェで隣人の会話から思考を拡散させたものですね(盗み聞きするつもりはないんですが、、)
スターバックスなどは便利なので少し時間を潰すときに使うこともありますが、いつ行っても混んでおり、個人的にはあまりリラックスできません。また客層が少し若いので音量が大きく、集中できないことも良くあります。
同じカフェでも千差万別なので、ご自身にあった空間を見つけることをお勧めします。
美術館
私はアートや作品に詳しいわけではないですが、定期的に美術館に足を運んでおります。
なぜかというと、自身と向き合うきっかけを与えてくれるからです。ふらっと美術館に行き、展示作品を背景など特に考えずに眺めていきます。すると、不思議と惹かれる作品に出合います。なぜ自分は今この作品に惹かれているのだろうかと自問をして、その解釈をする過程で今悩んでいること、共感すること、その時の価値観などが明確になってくるような気がします。
他の人も美術館が「考えるための空間」になっていると確信した面白い記事を共有させていただきます。
2016年に、サンフランシスコ現代アート美術館の中で、ある青年が美術館の一角にいたずらで自分の眼鏡を床に置きました。すると、それを展示物だと勘違いして立ち止まる人、写真を撮る人、お互いコメントし合う人たちがいました。ただのいたずらをアートだと思い込んでしまったのです!
参考:「ちょっといたずら」のつもりで美術館に眼鏡をおいたら「アートだっ!」と勘違いして人が集まってきた! | netgeek
参考:Someone Put Glasses On Museum Floor And Visitors Thought It Was Art | Bored Panda
展示物だと思い込んだ人々は、アートを全く知らない素人だから騙されたのでしょうか。
現代はアートは不可思議なものも多く、必ずしもそうだとは思いません。もっと根本的に、美術館は人々にとって「考える空間」なのではないでしょうか。
美術館に展示物を見に来る人は、なぜその作品がそこに置いてあるのか立ち止まった考えます。逆に世界の有名な展示が公園にあっても見向きもされないと思います。なので、人々がそこに立ち止まったあれこれ考えるのは、すでに考える空間に居たからだと言えると思います。
私にとって美術館は製作者の意図をあれこれ考えたりする場ではなく、もっと気軽に、自身と向き合う場所になっております。
もちろん、芸術家の意図を汲み取ることで、新たな発見も多いと思います。そのように共感しようとすることもたまにしますが、やっぱり自由に見て回るのが楽で個人的には好きです。
今回は私の「考える空間」を共有させていただきました。もし、こんな素敵なカフェがあったなど御座いましたらぜひ教えてください!
また少しでも皆さんの目的に合った空間探しのヒントになったら幸いです。
では、また。ゆとりのある日々を。
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