【自己分析で理想の人生を手に入れる】「好き」を見つけよう!

自己分析

人生の羅針盤を作成し、人生の大きな方向性、大切な価値観などを整理できました。その中で、私は「自分と関わる人々が少しでも豊かな日々を送れるよう、幸せの輪を広げる」をミッション・ステートメントとして掲げております。

幸せの輪
自身を中心に置き、幸せを自分の周りにいる大切な人から波及させていく。そのためにまずは自分=中心を満たすこと。自分に対して嘘をつかず、誠実で正直である。そうすることで自身の周りの人間にも同様に誠実に接することができる。そして、心から与えることができる。その結果自分はさらに満たされる。自身が与える影響が大きくなり、また与える心に共感した人はさらにそれを広げ、水の波紋のように外へ外へと広がっていく。

そのためには輪の中心である自分自身を満たすことから始める必要があります。そこで、今回は「好き」を整理する・見つける方法を考えていきたいと思います。

自分の好きなものか。。改めて聞かれるとパッと答えるの難しいかもしれない

今、最もはまっていること、興味があることは?

まずは自身の好きを正面から向き合ってみましょう。何に興味を持ち、何に惹かれるのか。趣味や楽しみは何か。それらを羅列し、抽象化していきます。分類の仕方は自由なので、自身がしっくりくるやり方で問題ありません。

<はまっていること・最近の楽しみ>

  1. おいしいコーヒーを飲むこと
    きっかけ:コーヒーはただ苦い飲みものではなく、豆によって味が違い、美味しいものであるという発見をしたこと。それ以来サードウエーブコーヒーにはまり、カフェ巡りや自身でコーヒー豆を購入して自宅で挽いて毎日飲んでいる。
  2. 写真を撮ること
    きっかけ:元々旅行などで何気なく撮っていた写真を上手だと奥さんに褒められたこと。今までは旅行の思い出だけであったが、最近は日常的なものを中心に写真を撮っている。今後はもっとやっていきたいと思う。
  3. 読書すること
    きっかけ:幼少期から本を読むことは苦ではなく、興味をもったことについて本を読む習慣がある。特に本は自分のペースで読めるので、内省する時間も多く撮れる。雑多なテーマだが、現在はガストロノミー(人間の食べる行為を科学する)、なぜ組織・人が変われないか、資本主義の限界、生物学などの本を読んでいる。
  4. 奥さんと過ごすこと
    きっかけ:奥さんと一緒にいるとふざけたり、まじめな話をしたり、心を落ち着かせてくれる。また、会話の中で自分にない発想などを知ることができ、楽しい。
  5. 旅行すること
    きっかけ:幼少期にアメリカで生活したことがあり、その時に自分が知らない世界があることに驚いた。もっと世界中を見てみたい、知らないところに行ってみたいというワクワクした気持ちがある。

①抽象化

  1. 日常的な贅沢を楽しんでいる。また、もっと色んなコーヒーの種類や異なるカフェでコーヒーを飲みたいという探求心があり、新しい発見や感動を楽しみにしている。
  2. 最近褒められることがあまりないので、承認欲求が満たされている。また、自分で作品を作っているという感覚があり、自分の手で0から1を作り出せる楽しさがある。
  3. 自身の知らない世界を知ることに興味がある。また、内省を良くするタイプなので、自分のペースで物事を進めたいと思っている。
  4. 自分を認めてくれる存在である。さらに、自分にない発想力は違う世界を知るきっかけになる。
  5. 知らない世界を知るワクワク感を抱き、新しい考え方などを知れる面白さがあることを知っている。

抽象化:まとめ

3つの要素が自身が今思っている好きに当てはまる。

  • 新しい発見があるときに感動する。なので知的好奇心があるし、探求心もある。
  • 0から1を創造したい。そうすることで自身の承認欲求が最も満たされる。
  • 自分のペースで物事を進めたい。また自分のペースを大切にしたい。

今、イライラしていることは、嫌いなことは?

次に最近自身が感じているネガティブな感情も羅列します。日々のモヤモヤ、不満、苛立ち、このような感情は、自分が本来やりたいこと、在りたい姿、思うようにいかない時に感じると思いますので、自身が思い描いている理想の裏表の関係だと言えます。

<イライラしていること、嫌いなこと>

  1. ずっと同じ仕事をしておりモチベーションが低下
    感情:5年以上同じ仕事をしており、多少変化はありながらも基本的には同じことを続けている。新しい気づきも少なくなっており、あまり自身ができることの限界も感じる。いつまでこれを続けなければいけないのか、やる気が低下してしまう。
  2. 周囲との温度差を感じ、むなしい気持ちになる
    感情:自身は熱量を持って取り組んでいても、同じプロジェクトに参加しているメンバーはやる気がないと気付いたとき。頑張っているのは自分だけだと思ってしまい、むなしい気持ちになる。
  3. 希望している異動が叶わないため、不満を覚えた
    感情:想いをもって進めていたプロジェクトの延長戦ではなく、全く新しいところへの異動となった。雇われの身の場合、結局は会社の言いなりになってしまう、ということを突き付けられ、不満を感じた。

①抽象化:逆転

3つの要素が自身が今思っているネガティブの感情から導き出せる。

  • 定期的に新しい発見・気づきがあるときにワクワクする。
  • 努力した分、報われたい。同じ熱量をもったチームで何かを実現したい。
  • 自由でありたい。自身のペースで自由に人生の方向性を選択したい。

②抽象化:まとめ

  1. 定期的に違うことをしたい。そうすることで新しい発見や気づきがあり、日々充実感がある。
  2. プロジェクトに参加している全員が同じ熱量で取り組んでいてほしい。自分が頑張った分周りが応えてくれるし、自分も周りの頑張りに応えたいと思う。そのような信頼感のあるチームが望ましい。
  3. 自身で進む道をある程度選択したい。また、選択肢がある状態を維持し、自分で自由に選択できるような状態でありたい。

今、欲しいもの、制約がなければやってみたいことは?

最後に、自身の欲望を整理する。何も制約がなければやってみたいこと、ほしいものはないか。それらを思いのままに書き出し、整理してみる。自身にとってモチベーションにもつながるものであり、好きだからこそほしい、手に入れたいという感情が芽生えるのだと思います。

< 欲しいもの、やってみたいこと >

  1. 世界旅行をしたい
  2. 北欧に住んでみたい
  3. カメラが欲しい
  4. デザイン思考を勉強してみたい
  5. お金がほしい

①深堀

  1. 旅行を通して今まで見たことがない美しい景色や、美味しい食べ物、そこでしか味わえない経験などをすることで自分の世界を広げたい。
  2. 北欧のイメージは自然も多く、時間の流れがゆったりとしており、のんびりした生活を送れそうな気がする。自身のペースと合うと思うため、一度住んでそれを確かめてみたい。
  3. 写真をもう少し深くやっていきたい。探求心やもっと褒められたい、より多くの人にも見てもらいたいという想いがある。
  4. 自身の仕事は売るものが決まっていたり、既存の仕組みをどう活用するかという発想で仕事を作っている。本質的に人々が困っていることを解決できる方法を考えるなどはしないが、デザイン思考は人から入る思考法であり、そのような発想で物事を考えたい。
  5. 今の仕事をすぐにやめて世界旅行行ったり、給料が減るがやりたい仕事に就けるような自身の自由を担保するようなお金が欲しい。お金により自身の選択肢が狭まることを可能な限り避けたい。

②抽象化:まとめ

3つの要素が自身の欲望から導き出せる。

  • 広く体験することや探求した先の世界など、広さ・深さは問わず知らない世界を知りたい。
  • 自分が熱量を持って取り組んだ結果、人々を少しでも幸せにしたい。その結果自身も満たされるし、褒められたらさらに嬉しい。
  • 自由でありたい。思い立ったら行動できるような状態でありたいし、マイペースな生活を送りたい。

整理する

最終的に全体をまとめて、そこから再度見つめ直します。その時に2つ整理するポイントがあり、1つ目は根源的な欲求です。これは抽象化を繰り返し見えてきた自身の内なる欲望・好きな状態です。2つ目は物質的な欲求であり、これは今まで羅列したきた興味ややりたいことそのものです。いくら根源的欲求を満たしていたも、物質的な欲求を満たさないものを扱っていては好きにはなれないですよね。

根源的欲求まとめ

内容   
好き・興味から新しい発見・気づきを得ることで感動する。そのため、知的好奇心、探求心がある。0から1を創造することで自身の承認欲求が最も満たされる。自分のペースを大切にして、自身のペースで物事を進めたい。
ネガティブの感情定期的に新しい発見・気づきがあるときにワクワクする。努力した分、報われたい。同じ熱量を持つチームで何かを実現したい。自由でありたい。自身のペースで自由に人生の方向性を選択したい。
欲望から広く体験することや探求した先の世界など、広さ・深さは問わず知らない世界を知りたい。人々を少しでも幸せにすることで自身が頑張っている意義を感じたい。自身も満たされるし、褒められたらさらに嬉しい。自由でありたい。思い立ったら行動できるような状態でありたいし、マイペースな生活を送りたい。

1.知的好奇心・探求心を満たす新しい気づき・発見が定期的にほしい。
2.自身が頑張った分だけリターン(意義、熱量、承認欲求)がほしい。
3.自分のペースかつ自由に選択できるような状態でありたい。

物質的欲求まとめ(キーワード抽出)

コーヒー、写真、カメラ、北欧、旅行、読書、大切な人と過ごす、デザイン思考

これらのキーワードと関わること、触れることをまずはしたい。一度やってみたら欲求が満たされる可能性があるが、やってみないと分からない。

最後に

ここまでくると、自身の「好き」が具体的に見えてきたと思います。根源的な欲求を満たす自身の在りたい状態、物質的な欲求を満たす純粋に好き・興味があるものが交差するものを選択することができると心から好きだと言えると思います。

また、自分の感情が分からないという場合は、まず色々と経験してみることをおすすめします。結局やってみないと分からないことが多く、やってみて初めて「あ、これは好きだ」、「これは自分ではないな」と気づくと思います。そのような気づきを積み上げることで本当に好きなことが見つかると思います。

まずは色々考えずにやってみたらいいんだね!

君の好きなことを見つけ、それをするんだよ。好きなことをしないなんて、人生の浪費だよ。

ビリー・ジョエル (米国のロック歌手、ピアニスト、作曲家)

自分を幸せにするためには、まずは自分を知ることからです。ぜひこれを機に自身の「好き」を見つけて整理してみてください。「好き」なこのと関わることができるような生活・仕事・日常を描くことができれば充実した日々を送れるようになると思います。

では、また。ゆとりのある日々を。

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