日々忙しく、常に時間がないように感じていませんか。気づかぬうちに、心がいっぱいいっぱいになり、人知れぬ疲れやストレスをため込んで、心のゆとりがなくなっているあなた。
あえて「何もしない時間」=「余白時間」を作ることをお勧めします。
心の余裕がなくなる
今は、常に忙しくないと「悪」とされているような世の中のように感じます。
職場では生産性や業務効率が叫ばれ、家庭では子供の教育、隣人や所属コミュニティとの付き合い、親族との交流もある。
さらに、常にネットに繋がっているため、周りがどのようにやっているかなどをSNSを通じて見て、羨ましがったり張り合いになる。友達からはLineが来て、会社からはメールが来て、気付いたら通知ばかりになり返信に追われる。
ふー。やっと一息つけるので、何とかなくYoutubeを見たり、ネットで漫画を読んだり、気になってたものを調べることもできる。
このような日々の繰り返しをあなたは送っていませんか。ここ最近「何もしない時間」はありましたか?
もし答えが「NO」であるならば、次第に心のゆとりがなくなっているかもしれません。知らぬうちにストレスをため込んで、いっぱいいっぱいになっているが、心の信号をさらに忙しくすることで封じ込めていませんか。
やること多いし、特に目的なくてもスマホで動画とかついつい見ちゃうんだよなー
私もその一人なのでよくわかります。忙しい日々を送っていると、いつしか心がパンクしそうになっていることが多々あり、試行錯誤の末、自分なりのリセットボタンを見つけることができました。
それが「何もしない時間」を意図的に作ることです。
「何もしない時間」=余白時間
さて、何もしない時間とは何のことでしょうか。それはあなたの1日の中に「余白」を作りだすことです。まだ抽象的ですね。少し具体例を使いながらご説明させていただきます。
【出掛ける前の朝の時間】
毎朝家を8:00に出ているとしましょう。その人の予定はおそらくこのようになるのではないでしょうか。
7:00 | 起床 |
7:00-7:10 | 顔を洗い、徐々に目を覚ます |
7:10-7:40 | 朝ごはん |
7:40-8:00 | 身支度 |
8:00 | 出発 |
ここに少しだけ朝の起きる時間を早めて「余白」を作りましょう。
6:30 | 起床 |
6:30-6:40 | 顔を洗い、徐々に目を覚ます |
6:40-7:10 | 余白時間 |
7:10-7:40 | 朝ごはん |
7:40-8:00 | 身支度 |
8:00 | 出発 |
この時、余白時間をどう使おうがあなたの自由です。あらかじめ決めていてもいいですし、その日の気分で自由に選択してもいいです。ただ、おすすめのルールがあるので、それを紹介します。
【余白時間のマイルール】
- 携帯電話はマナーモードにして、手が届かないところに置いておく。
- 自分だけの時間にする。なるべく家族にじゃまされないようにする。
- もちろんテレビやYoutubeなども切ること。パソコンも基本は利用しないこと。
あとは自由です。ただ椅子に座って時間を潰してもいいですし、昨日の出来事や悩み事について考えに更けてもいい。今まで買ったけど、時間がなくて積み上がっている本に手を伸ばすのもいい。もしくは瞑想したり、身体のストレッチをするのもあり。
この時間をどう使うかは、あなたが自由に決められるのです!
余白時間の効果
一度世界を遮断して、自分と向き合う時間を作ることは大きな発見があります。
- 自分で選択できる=人生の主導権を取り戻せる
- 今までやりたかったけど時間がなかったことに取り掛かれる。
- 自分が本当にやりたいことが見つかる。
- 生活にゆとりが生まれる。
色々と良いことがあると思います、私自身が特に良いいと思った効果を上げました。
自分の人生なのに、忙しすぎて気づいたら誰かのために、自身の人生を削っているかもしれません。一度立ち止まる時間を作ることで、自身を見つめ直し、本当に大切なものは何なのか、自分がやりたいことは何なのか、考える時間になります。
今この記事を読んでいるあなた、一度目を瞑り、15分何もしない時間を作ってみてください。その時のゆったりとして時間を肌で感じるはずです。そして、自然とインターネット、人とのしがらみ、スマホの呪縛から解き放たれていくはずです。
ここで、アメリカの実業家ジャック・ウェルチの英語名言を紹介したいと思います。
Control your own destiny or someone else will
Jack Welch
「運命は自らコントロールせよ、さもなくば誰かがコントロールすることになる」という意味です。
忙殺されて誰かの人生を送っていませんか?
自分らしさを失っておりませんか?
インターネットと常につながり、エンタメ・情報・人からの連絡に忙殺されていませんか?
このような日々を選択しているのはあなた自身です。もし少しでも当てはまると思ったら、自身と向き合う、「余白時間」をぜひ作ってみてください。
それだけでも心のゆとりを手に入れられるはずです。
では、また。ゆとりのある日々を。
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