【海外体験まとめ】海外との接点により人生に余白が生まれる!?心の余裕が生まれた体験談②

世界

前回からの続きとなります。もしまだ前回の内容を未確認の場合はこちらから確認してみてください!

アジア諸国

暇な人が多いからかもしれませんが、店員さんの多くが携帯をいじっています。そして入店すると一人が顔を上げ対応するも、他の人は携帯をいじり続けます。個人的にあまり歓迎されていないように感じ、客として心地良いものではありません。

また、小さいローカルなお店などでは、店舗の床で寝ている店員さんを時々目にします。私が入店したあとでも床に寝そべり、一応配慮して寝そべったまま通路の端に寄ってくれます。また、店員さんに商品について質問をすると、その人は分からず、分かっている人を探しに行き、運が良ければ奥からオーナーぽい人が出てきたり、運が悪ければ今分かる人がいない、と言われてしまいます。

逆に、しつこい勧誘がある場合もあり、市場などに行くと腕を掴んできたりしながらものを売ろうとする人がいます。市場にいる人たちは必死に商売しているので、日本語を使いながら客引きをする人もいますし、なんとかあの手この手で引き留めて売ろうとしてきます。客としてあまり歓迎されていないと感じる場合も、客として熱烈に歓迎される場合も、日本人にとってはストレスのある購買体験になると思います。

海外でこのようなサービスを体験していると、日本の店員さんがいかに気が利き、サービスが行き届いていると実感できると思います。その上、アメリカのようなチップもなく、当たり前のようにこのような素晴らしいサービスが提供されます。そのため、日本で多少不慣れでもたつく店員さんがいても、それくらいは全く問題ないと許せるようになります。

最近思うのは、日本人の多くは日本の質の高いサービスに慣れすぎており、店員さんに過度な期待を持っているのではと感じます。その結果、お客様第一主義やカスタマーハラスメント(カスハラ)につながっているのかもしれません。そう思うと日本の現状は非常に残念に思います。自身が受けるサービスに対して、当たり前の基準を引き下げることで日本の素晴らしいサービスに感謝でき、多少のことは許せる心の余裕が生まれると考えます

実は、アジア諸国での体験談には追加の話があります。店員さんが多くいて、暇そうにして携帯をいじっていると書かせていただきましたが、実は暇をしていることの良さもあります。

ベトナム、ラオス、カンボジアで特に実感したことですが、小さい娘(当時2歳くらい)を飲食店に連れていっても嫌な顔をされず、受け入れてくれます。そして、店員さんが交代交代で娘に構って遊んでくれたり、娘がお皿をひっくり返して散らかした床や机も全く嫌な顔をせず、「気にしないでいいよ」と言いながら掃除してくれます。接客が忙しくなく切羽詰まっていないため、店員さんは心の余裕があるんだなと、思わされる瞬間がありました。その背景には店員さんの余白(仕事が忙しすぎない)や周囲の客の余白(子供が騒いでいるのもにぎやかでいいと思ってくれる寛容さ)が関係していると感じました。

自然には勝てない

日本は自然災害が多いこともあり、自然には逆らえない、自然に勝てないという感覚はなんとなくわかると思います。実際に、日本では古来から自然を神と結び付け、お祈りなどをしながら自然(神)に対する尊厳の意を表すと同時に恐れも感じてきました。今では自然現象は科学的に発生要因が分かったり、ある程度予測できます。それでも、最終的に自然事象がいつ・どこで発生するかは “神のみぞ知る“ことだと言えます。

実は世界中でも、自然には勝てないという瞬間を目の当りにする瞬間がございました。

ベトナム

ベトナムは亜熱帯地域であるため、時期によってはスコールといった大雨が一時的に降ることがあります。特に雨が良く降る時期(雨季)には、急に大雨が降り、その1-2時間後には晴れたりと、天気がころころ変わります。

ベトナムでの経験ですが、スコールの影響で約束が柔軟に変わることがありました。1-2週間前から友達と食事に行く予定をしているにも関わらず、予定当日の約束時間の少し前にスコールが発生すると、友達から「雨がすごいから中止で」と言われてしまいます。まるで小学生が雨を理由に今日は外で遊ぶのやめようぜ、という軽いノリです。

日本では友達との約束は大雨であろうと基本的には守ると思うので、雨で予定が変わってしまうこと、そして約束を変えることに対する軽い態度に最初はかなり衝撃を覚えました。また、中止とはならずも雨が止むまで待とうとなり、スコールが止む2時間後に「思ったより時間かかったからまた今度ね」だったり、「30分だけ会って話そうか」となることもあります。

背景として、ベトナム人のほとんどがバイク移動であり、雨の中バイクで移動して濡れたくない、雨でバイクが浸水し壊れてしまうのを恐れているという理由があると思います。しかし、雨が降っている場合はタクシー(Grabという配車アプリのタクシーあ日本の1/4くらいの値段です)を呼ぶという手もあると思いますが、何故かそのような発想をする人がいません。また、友達との約束だけではなく、仕事の待ち合わせでも雨によって遅れそうです、と言うとお互いしょうがないね、となります。雨が降るときは必ず道路が渋滞するので、普段より時間がかかってしまうのは周知の事実として扱われています。このように、天候(雨)によって柔軟に予定が変わってしまうので、びっしりと予定を組んでも予定通りいかないことが多々あり、ある程度その場の状況で臨機応変に対応する必要があります

ジブチ

ジブチという東アフリカに位置する小国があります。アフリカ大陸にあるものの中東に近く、実際街並みや文化などは中東の要素がかなり入っています。日本の自衛隊が唯一海外に拠点がある国でもあります。

この国に出張で訪れたときに、1日のスケジュールはかなり特殊でした。なんと、仕事の始まりが朝の6:30からでした!午前中は6:30~10:30の4時間勤務、10:30~15:00が昼休憩、午後は15:00~18:30の3時間半勤務となっていました。この変則スケジュールには理由があり、ジブチは気温が異常に暑く、夏場には45℃、日中ピークには50℃になることがあります。有名な話として、車のボンネットで卵を割ると、車の上で目玉焼きが一瞬で焼けるというものがありました。実際日中は相当暑いので、昼の時間は外出を避ける人がほとんどです。ですので、長い昼休憩は、昼食を食べる時間に加え、一度家に帰り、自宅でゆっくりする時間が含まれております。このように、人々の活動時間・勤務時間は昼間の気温ピークを避けるよう設定されています。

これは余談ですが、ジブチのコーラは世界一美味しいという噂があります。実際に飲んでみると、確かに濃厚で美味しいと感じました。一説によると、コカ・コーラ社は国によって成分比率を調整しており、ジブチは気温が暑いためあえて濃い味にしているというとのことです。もしくは、気温が暑すぎるので、キンキンの瓶に入ったコーラが最高に美味しく感じるだけかもしれません。

これらの体験談のように、それぞれの地域に沿った形で自然と共存することが当たり前だと感じます。天候や自然はコントロールできないので、天候の変化に一喜一憂するのではなく、発生してしまったら柔軟に対応するしかないのかもしれません。日本だけではなく、世界中どこでも自然現象に対して柔軟に対応していることが分かるだけでも、多少心の余裕が生まれると思います。

(体験談③へ続く)

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